愛知県のプロ野球選手と中日ドラゴンズ

中日ドラゴンズ

高校野球の地方予選に参加している高校の数が一番多いのは、神奈川でもなく大阪でもなく、愛知県なんです。甲子園で勝ち進むよりも、私学四強と呼ばれる強豪校中心にひしめき合う各チーム相手に、過密日程の中を勝ち進むことの方が難しいとも言われていますが、あながち大げさな表現ではありません。それだけ甲子園に行くこと自体が困難な地域だからこそ、各高校のレベルが上昇しやすいということでもあります。

実際、毎年秋ごろに開催されているプロ野球のドラフト会議では、毎年多くの愛知県出身の高校生や大学生、社会人選手たちが指名を獲得していますよね。愛知県出身のプロ野球選手が多く在籍しているチームといえば、やはり地元球団である中日ドラゴンズでしょう。学生時代は地元でもあまり知られていない存在だった選手が、この球団で飛躍的に活躍するようになった例もあります。

【ブックメーカー】プロ野球・メジャーリーグ

地元を拠点とする選手ならスカウトも試合を確認したり、実力などを確かめるために必要な情報も収集しやすいですよね。地元で成長した選手を多く獲得することで、地元の野球ファンもより深い思い入れを持って中日ドラゴンズを応援しやすくなりますから、球団の人気を高めることにもつながりますし、愛知県の野球のレベルや人気を底上げすることにもなります。

野球用具

愛知県出身のプロ野球選手で外野手

外野手

愛知県出身のプロ野球選手で外野手といえば、多くの名前が挙がるのではないでしょうか。日本国内のプロ野球で活躍し、通算2000本安打を達成して名球会に仲間入りした選手もいます。メジャーリーグで16年以上の長きに渡って活躍をしている選手もいます。愛知県出身の一流の外野手は日本国内のみならず、海外でも一流として名を馳せているのです。本当にすばらしいことで誇れることだと思います。

一流の外野手の条件としては、まず足が速いこと、肩が強いこと、球ぎわに強いことなど、たくさんあります。このような条件を満たして一流といわれるのです。守備範囲が広いのも内野とちがうところです。外野は多くの運動量を求められます。また、エラーが特に許されないポジションでもあります。後ろにボールを逃がしてしまうと得点は免れません。

しかし、ピンチを切り抜けられるのも外野の魅力の1つとなっています。フェンス際に飛んだボールを大きくジャンプして捕球し、ピンチを切り抜けると球場がら大きな拍手を受けることができます。海外ではスタンディングオベーションです。補殺も大きな見どころの1つです。ランナーがホームを狙い走ってくる。それを外野からのバックホームで刺す。この瞬間が見られただけでも球場に来た価値があるといわれるくらいです。

投球練習

愛知県出身のプロ野球選手には右投投手も

右投

愛知県には高校野球で非常に強い、名門校が数多くあります。また、社会人野球でも、強豪チームが多いので、野球がうまい選手がたくさんいます。愛知県出身で、プロ野球選手として活躍している人物の中には、有名投手も数多くいます。引退してしまっている選手も多いですが、現役で活躍している投手もいます。左投投手で代表的な選手は、中日ドラゴンズの岩瀬仁紀です。

右投げ投手として活躍している愛知県出身の選手の代表は、ソフトバンクホークスの千賀滉大や、東京ヤクルトスワローズの小川泰弘です。また、ソフトバンクホークスの和田毅は、日本のプロ野球だけではなく、メジャーリーグも経験しています。愛知県出身の現役右投げ投手には他にも、西武ライオンズの十亀剣、中日ドラゴンズの伊藤準規や丸山泰資がいます。また、引退した右投投手には、元広島カープの苫米地鉄人、元オリックスブルーウェーブの伊藤隆偉、阪神や横浜などの多球団を経験した伊藤敦規がいます。

愛知県出身のプロ野球選手は非常に多く、いまだに現役で活躍している選手も数多くいます。また、愛知を出身としている選手は、イチローや岩瀬仁紀のように、大きな記録を保有している選手が多いことが、大きな特徴です。